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【精神疾患と向き合い】ながら仕事を探す方法 ・体験談から伝えたいこと

※本記事には広告が含まれています。

この記事では、精神疾患と向き合いながら仕事を探す方法について、私自身が調べたり、実際に経験してきたことをもとにまとめています。

  • 就労継続支援A型・B型
  • 障害者雇用
  • 在宅ワーク

など、いろいろな働き方を紹介しながら、「自分に合う仕事の探し方とは何か」を一緒に考えていける内容になっています。

私は精神疾患を抱えてから15年以上が経ちます。

体調の波が大きく、今も安定して働くことが難しい状況です。

それでも、「少しでも自分にできることを探したい」という気持ちから、いろいろな仕事を調べたり、できそうなことを試してきました。

専門家の意見ではありませんが、同じように悩んでいる方の参考になればという思いで書いています。

焦らなくても大丈夫です。

「こういう方法もあるんだな」と感じてもらえるように、できるだけやさしくまとめました。

この記事を読むと、次のようなことがわかります。

この記事を読めばわかること
  • 就労継続支援A型・B型の内容や利用の流れ、費用の目安
  • 障害者雇用の働き方とサポート内容、感じた壁
  • 在宅やネットを使った仕事の実例と筆者の体験談
  • 自分に合った仕事を見つけるヒント
目次

障害者の働き方の種類

精神疾患を抱えていると、「働きたい気持ちはあるけれど、どんな働き方があるのか分からない」と感じることがありますよね。

私も同じように悩んでいて、調べるうちにいくつかの方法があることを知りました。


障害を持つ人の働き方には、大きく分けて次のような種類があります。

  • 就労継続支援A型・B型:支援を受けながら働く練習をする場
  • 障害者雇用:企業に配慮を受けながら働く制度
  • 在宅・ネットでの仕事:体調に合わせて自宅で取り組める働き方

人によって合う形はさまざまです。

「体調が安定しているか」「通勤ができるか」「人との関わりがどのくらい負担か」によっても向き不向きが変わってきます。

このあとの章では、それぞれの働き方について、私が調べたり経験してきたことをもとにもう少し詳しく紹介していきますね。

就労継続支援A型・B型という選択肢

精神疾患を抱えながら「働きたい」という気持ちがあっても、体調や気分の波があると自信を持てないことがあります。

私もまさに今、そのことで悩んでいるひとりです。

焦る気持ちと不安の間で揺れながら、「自分に合った仕事って何だろう」と考えています。

その中で知ったのが、就労継続支援A型・B型という制度でした。

調べてみると、働くための訓練だけでなく、体調や生活面のサポートまで受けられる仕組みで、「こういう支えがあるんだ」と少し安心しました。

A型とB型のちがい

  • A型事業所雇用契約を結び、給与(最低賃金以上)をもらいながら働く形。
     比較的体調が安定していて、将来的に一般就労を目指す人に向いています。
  • B型事業所:雇用契約を結ばず、作業分に応じた工賃(報酬)を受け取ります。
     通う日や時間を自分で調整でき、体調の波がある人でも無理なく続けやすいです。

    就労Bの収入は1日500円程度のことが多い印象です。

どんなサポートをしてくれるのか

A型・B型の事業所では、仕事をするだけでなく、次のような支援を受けられます。

  • 体調や気分の変化を相談できるスタッフがいる
  • 不調時の働き方や休み方の相談ができる
  • 生活リズムを整える練習ができる
  • 一般就労に向けた準備(履歴書・面接練習など)
  • 人との関わりに慣れる練習ができる

どんな仕事があるのか

仕事内容は事業所によってさまざまですが、たとえば次のような仕事があります。

  • シール貼りや袋詰めなどの軽作業
  • 清掃やカフェなどの業務
  • データ入力やデザインなどのパソコン作業

最近では、在宅でできる作業を取り入れている事業所も増えているようです。

利用までの流れ

STEP
相談支援事業所に相談する

体調や希望を話すと、A型・B型のどちらが合いそうかを一緒に考えてくれます。
見学や体験の手続きもサポートしてもらえます。

STEP
見学・体験をしてみる

いくつかの事業所を見学し、雰囲気や作業内容を確認します。

STEP
利用を決めたら、市役所の福祉課に申請する

相談支援員が「サービス等利用計画」を作成し、申請を行います。

利用料の目安

就労継続支援A型・B型の利用料は、国や自治体が9割を負担し、残り1割を自己負担します。

ただし、収入に応じて月ごとの上限額が決まっています。

スクロールできます
世帯の状況月額負担上限額の目安
生活保護受給世帯0円
市町村民税非課税世帯0円
一般世帯(課税世帯)約9,300円/月
一定以上の収入がある世帯約37,200円/月

(参考:
miraix.jp|就労継続支援A型・B型の利用料について
dei-go.com|利用者負担の目安
glug.co.jp|就労支援の費用解説
)

私もA型の利用を検討したことがありますが、利用料が思ったより高く、生活との両立が難しくて断念した経験があります。

働くための場所なのに、まずお金の壁にぶつかってしまったのは正直つらかったです。

それでも、この制度の存在を知ったことで「今は無理でも、いつか挑戦したい」と思えるきっかけになりました。

障害者雇用という働き方

「一般企業で働くってどんな感じなんだろう」と思うと、少し不安になりますよね。

私も同じように感じていて、今も「自分にできるのかな」と迷いながら考えています。

そんなときに知ったのが、障害者雇用という働き方でした。

体調や気分の波があっても、理解を受けながら働ける制度があると知って、少し心が軽くなりました。

  • 障害者雇用とはどんな制度なのか
  • 受けられるサポートについて
  • 週20時間以上という壁

障害者雇用とはどんな制度なのか

障害者雇用は、企業が障害のある人を一定の割合で雇うように定めた仕組みです。

精神障害、発達障害、身体障害、知的障害など、さまざまな人が対象です。

会社に「障害者手帳を持っている」ことを伝えて働く形で、体調に合わせた配慮を受けながら働けるように考えられています。

受けられるサポートについて

障害者雇用では、次のような配慮を受けられることがありますよ。

  • 通院や体調に合わせた勤務時間の調整
  • 作業量や仕事内容の相談
  • 定期的に体調や困りごとのヒアリング
  • 就労支援機関(ジョブコーチなど)との連携

ただし、実際の支援内容は職場によって差があります。

理解のある職場もあれば、そうでないところもあるようです。

もし心配な場合は、面接や見学のときに次のようなことを確認しておくと安心ですよ。

  • 勤務時間の調整ができるか
  • 通院日に休みを取りやすいか
  • 体調が悪いときに相談できる人がいるか

週20時間以上という壁

私も障害者雇用を考えたことがあります。

しかし、障害者雇用は週に20週間働かなくてはいけないというルールがあり、週20時間以上働く必要があるという条件に、壁を感じてしまいました。

体調が落ち着いているときは「できるかも」と思っても、続けられるかはわからないという不安がありました。

一方で、安定して働けるようになってきた人にはとても良い制度だと思います。

在宅・ネットでの仕事(クラウドワークスなど)

外で働くのが難しい時期でも、少しでも収入につながることができたらうれしいですよね。

私も、しんどい時期に「家でできることはないかな」と考えて、いくつかの在宅の仕事に挑戦してきました。

ここでは、私が実際にやってみたものを紹介しますね。

  • 請負で仕事がとれるクラウドワークス
  • 手軽なアフィリエイト楽天ROOM
  • ブログ運営

クラウドワークス

クラウドワークスは、インターネット上で企業や個人が仕事を依頼したり、受けたりできるサービスです。

パソコンがあれば誰でも登録できて、ライティングやデータ入力などの仕事があります。

私も最初はここから始めました。

調子が良い月は4~5万円ほど稼げていましたが、AIの登場やGoogleのアップデートの影響で仕事が減り、今ではほとんど収入がない状態です。

スキルや実績がある人にはまだチャンスがありますが、未経験から大きく稼ぐのは今は難しく感じます。

それでも、自分で仕事を進める経験は自信になりました。

「働く練習」として挑戦してみる価値はあると思います。

楽天ROOM

楽天ROOMは、自分のおすすめ楽天商品を紹介して、そこから購入があると楽天ポイントがもらえる仕組みです。

好きなものを紹介できるので、楽しみながらできるのが特徴です。

スマホアプリで操作できるので、しんどくても寝ながらできる利点もあるよ

私も以前やっていて、良いときは月に8万円ほど稼げたこともありました。

ただ、仕組みが変わって今はそこまでの収入は見込めないようです。

それでも、自分の紹介が誰かの役に立つ喜びがありました。

「小さな達成感を感じたい」「楽しみながら少し稼ぎたい」という人には向いていると思います。

ブログ運営

ブログ運営も在宅でできる仕事のひとつです。

今まさに書いているこのブログも、その一部です。

ただ正直に言うと、ブログで安定した収益を得るのはとても難しいです。

私も最初の1年以上は収入が0円のままでした。
2年目に月4万円ほど稼げた時期もありましたが、Googleのアップデートで一気にアクセスが減ってしまいました。

今では(2025年時点)ほとんど収入がありません。

それでも、文章を書くことで気持ちを整理できたり、自分の考えを誰かに届けられたりするのは大きな意味があると感じています。

すぐにお金にはならなくても、自分の成長を感じられる仕事のひとつだと思います。

まとめ

精神疾患を抱えながら仕事を探すことは、勇気のいることですよね。

私も同じように悩みながら、少しずつ情報を集めてきました。

ここまで紹介したように、選べる方法はいくつかあります。

  • 就労継続支援A型・B型:サポートを受けながら働く練習ができる
  • 障害者雇用:企業に配慮を受けながら働ける制度
  • 在宅ワーク:体調に合わせて自分のペースで進められる仕事

どれが正しいというものではなく、自分にとって安心して続けられるかどうかが大切だと思います。

  • 無理をしなくていい
  • 比べなくていい
  • 自分のペースを守っていい

私もまだ途中の道の中にいます。

お互い無理のない程度に前に進んでいけたら素敵だなと感じております。

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この記事を書いた人

清田はる
ぼっち人
40代主婦目線で芸能情報などを発信。
あなたの知りたいことに近づけるように頑張りますので、よろしくお願いします。
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