2024年7月4日(木)放送の日本テレビ系のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」が青森県民が愛する「根曲がり竹」を紹介されました。
この番組を見て、根曲がり竹についてもっと知りたいと思った方も多いのではないでしょうか。この記事では、根曲がり竹の特徴や食べ方、保存方法、さらには購入方法について詳しく解説します。
これを読めば、根曲がり竹の魅力がわかり、次に試してみたくなること間違いなしです。
根曲がり竹とは?
根曲がり竹は、青森県で「タケノコ」として親しまれる山菜です。
一般的な孟宗竹と比べて細く小さめで、チシマザサの若芽であるため笹の仲間に分類されます。アクが少なく、柔らかく、孟宗竹に劣らない美味しさで親しまれています。青森ではたけのこと言えば根曲がり竹を指します。
根曲がり竹の購入方法
青森産の天然根曲がり竹は、5月下旬から6月中旬にかけてふるさと便で購入できます。1kg、2kg単位での販売があり、送料込みで提供されています。
現在、時期がはずれてしまっていますが水煮瓶詰などの商品は楽天市場やAmazonなどで購入が可能です。また、筆者が調査したなかで青森産はみつからなかったため北海道産の「根曲がり竹」を紹介させていただきます。
根曲がり竹の美味しい食べ方
下処理の方法
- ナイフで先端部分の皮を削ります。
- 3分半から5分間熱湯で茹でます(煮物にする場合は少し固めに)。
- 茹でた後は冷水に入れ、皮を剥いて節を取ります。
根曲がり竹のお味噌汁
- 鍋に水と根曲がり竹を入れて沸騰させます。
- 沸騰後、お好みの分量の味噌を加えて完成。
身欠きニシンとの煮物
- 前日に身欠きニシンを米のとぎ汁につけておきます。
- 身欠きニシンと茹でた根曲がり竹を醤油、酒、みりん、砂糖で煮ます。
その他の調理方法
根曲がり竹は、煮物、和え物、天ぷらがおすすめです。
特にそのまま焼いた“姿焼き”は香ばしさと歯ごたえが格別です。また、郷土料理のけの汁、鮭とたけのこの飯ずし、青森生姜味噌おでんなどにも使われる青森では欠かせない山菜です。
新鮮な根曲がり竹なら皮ごと素焼きがおすすめです。焼きたけのこの素焼きやホイル焼きは、香ばしく中まで火が通り、マヨネーズと七味、塩、醤油などで美味しくいただけます。
根曲がり竹の保存方法
塩漬け
- 根曲がり竹に対して3倍の塩をまんべんなくふりかけます。
- 重石をのせて新聞紙で覆い、常温で2ヶ月、冷蔵で5ヶ月保存可能。
アルコール漬け
- 大きな瓶に焼酎を入れ、根曲がり竹を加えます。
- 常温で10ヶ月保存可能です。
まとめ
この記事は、青森県の特産品である根曲がり竹について紹介しました。その特徴や美味しい食べ方、保存方法、購入方法などを詳しく解説しました。根曲がり竹は、ふるさと便を通じて全国から購入できますので、ぜひ一度お試しください。