この記事では、TBS系のテレビ番組「人生最高のレストラン」でも紹介された江戸時代から続く山梨県甲府市の老舗そば屋さん「奥村本店」について詳しく紹介します。
長い歴史を持つ奥村本店の創業背景、伝統のこだわり、提供しているメニュー、そして店舗情報など、多岐にわたる内容をお届けします。
目次
奥村本店とは
奥村本店は、360年以上の歴史を誇る甲府でもっとも古い老舗そば屋です。
江戸時代の寛文年間（1661-1673年）に創業し、現在もその伝統と味を守り続けています。
江戸時代から続く奥村本店の歴史
奥村本店の始まりは、長野県から江戸への年貢の直訴に向かった由井家の新七とその父兄三人が甲府に残り、そば屋を開業したことに由来します。
創業以来、16代にわたってその味を受け継いできました。
奥村本店の伝統とこだわり
奥村本店のそばは、国産そば粉10に対してつなぎの小麦粉1の割合で打つ「外一そば」です。
16代目の当主が毎日丹精込めて手打ちをしています。
また、1日10食限定の十割そば「生粉打ちそば」も提供しています。
そばを茹でた後は冷水機で冷やした水でしっかりと締め、そばつゆには添加物を一切使用せず、厳選された素材を使用しています。
お蕎麦のほかにもかつ丼も人気
奥村本店では、そば以外にも多彩なメニューを提供しています。
特に人気のメニューが「かつ丼」です。明治時代に五代目由井新兵衛が東京でカツレツを食べたことから生まれたこの「かつ丼」は、キャベツの上に揚げたトンカツを乗せ、ソースで食べるスタイルが特徴です。
山梨ならではのスタイルとして親しまれています。
店舗情報・店内サービス内容
ここでは、奥村本店の具体的な店舗情報とサービス内容について紹介します。
