7月6日(土) テレビ朝日系のテレビ番組「人生の楽園」で紹介された三重・桑名市のレンタル古着店「Fukumochi vintage」について調査しました。
地域コミュニティを活性化し、環境に優しいライフスタイルを提案するこのお店の魅力を深掘りしていきます。
店長の生駒郁代さんと大家の坂本都始子さんがどのようにしてこのお店を始めたのか、その特徴や理由、さらにお店へのアクセス方法に詳しくご紹介します。
レンタル古着店「Fukumochi vintage」の特徴
「Fukumochi vintage」は会費制のレンタル古着店で、会費3,000円を支払い、好きな洋服を1着持ち帰り、再度来店時に別の洋服と交換できます。
このシステムにより、利用者はさまざまなスタイルを楽しむことができ、環境にも配慮しています。さらに、古着のリメイクを通じて新たな価値を創造し、持続可能な消費を促進しています。
お店をはじめるきっかけ
店長の生駒郁代さん（46歳）は、地元の人々とのつながりを深め、地域社会に貢献するために「Fukumochi vintage」を始めました。
91歳の坂本都始子さんは、かつて「福餅」という餅屋を営んでいましたが、二人はお寺で開催された子ども食堂を通じて知り合い、その後、坂本さんの店をリノベーションし、古着店として再出発しました。
坂本さんの洋裁技術と生駒さんの情熱が合わさり、温かみのあるお店が誕生しました。
なぜ会員制のレンタルなのか？
会員制にすることで、利用者が定期的に訪れるよう促し、地域のコミュニティを活性化します。
さらに、会員同士の交流を深め、新たなつながりを作り出すことも目的とし、環境に優しいライフスタイルを提案。
古着の再利用を促進することで、持続可能な消費を実現しています。
このシステムは、単なる商売ではなく、地域社会と環境保護への貢献を目的としたものです。
地域とのつながり
地元の特性を活かし、高齢者が多い地域で集めた洋服をリメイクし、再利用するアイデアが生まれました。
今後は、古着のリメイクやまちの案内など、さらに多くのプロジェクトを計画中です。地域住民との交流を大切にし、地域に密着した活動を続けています。
特に、高齢者との交流を通じて、昔ながらの技術や知恵を次世代に伝える場にもなっています。
