2024年9月10日(火) 放送。マツコ・デラックスさんがMCを務めるTBS系のテレビ番組「マツコの知らない世界」で「金ゴールドの世界」が紹介されます。
その中でも気になるのが放送予定とされている「日本現役の金山」。
日本は資源に乏しい国のため、日本に現役の金山があることを知らなかった方も多いのではないでしょうか?
筆者が調べたところ、鹿児島県にある菱刈(ひしかり)金山という現役の金山が存在することがわかりました。
ご視聴ありがとうございました‼️
— マツコの知らない世界 次回9/10(火)よる8時55分〜🥇金ゴールドの世界⭐️ (@tbsmatsukosekai) September 3, 2024
来週は
🌟\金 ゴールドの世界/🥇#総額5億円の金大集結でマツコの感情爆発#世界遺産の佐渡金山を超える国内ナンバーワン現役金山#お家に眠る都市鉱山の秘密#ジュエリー・食器・仏具も pic.twitter.com/0Y1XUFEuUJ
この記事では現役の金山「菱刈(ひしかり)金山」について紹介します。ぜひ、ご覧ください。
日本の金山ランキング(2020年版)
まずは、日本国内で金が採掘される金山のランキングを見てみましょう。2020年3月末時点の累計産金量を基にしたデータから、国内で最も金を産出している鉱山を紹介します。
国内金山ランキングトップ5
現在も稼働している日本の金山は菱刈金山だけのようですね。
- 菱刈金山(ひしかり) – 248.2トン(鹿児島県)【稼行中】
鹿児島県にある菱刈金山は、日本で最も金を産出している鉱山です。1985年に商業採掘が開始され、現在も安定して金を産出しています。累計産金量は248.2トンに達し、国内で最大の金山として注目されています。 - 佐渡金山(さど) – 82.9トン(新潟県)【閉山】
新潟県に位置する佐渡金山は、かつて日本の代表的な金山でした。1989年に閉山しましたが、その累計産金量は82.9トンにのぼります。現在は観光地としても人気があります。 - 鴻之舞金山(こうのまい) – 73.2トン(北海道)【閉山】
北海道の鴻之舞金山は、20世紀に大規模な採掘が行われていましたが、1973年に閉山しています。累計産金量は73.2トンで、かつては日本最大の金山とされていました。 - 串木野金山(くしきの) – 55.8トン(鹿児島県)【休止中】
串木野金山は、江戸時代に開発され、現在は休止中ですが、累計産金量は55.8トンに達します。菱刈金山と並んで、鹿児島県の歴史的な金山の一つです。 - 鯛生金山(たいお) – 37.0トン(大分県)【閉山】
大分県の鯛生金山は、1918年から採掘が行われ、現在は観光施設となっています。累計産金量は37.0トンです。
菱刈鉱山とは?
世界的みても、菱刈鉱山は金の密度が高い鉱石がとれるのがポイントです。
菱刈鉱山は、鹿児島県北部にある金鉱山で、世界的にも非常に高い品位の金を含むことで知られています。
鉱石1トンあたり約20グラムの金を含むこの鉱山は、1985年に操業を開始して以来、安定した金の生産を続けています。世界の他の主要な金鉱山の平均金含有量が3~5グラムであることを考えると、菱刈鉱山がどれほど特別な存在であるかが分かります。
日本にはかつて多くの金山が存在しましたが、現在、商業規模で操業しているのはこの菱刈鉱山だけです。累計産金量は248.2トンに達し、国内最大規模の金山として名を馳せています。
菱刈鉱山での金の製造プロセス
菱刈鉱山で採掘された鉱石がどのようにして純金になるのか、その工程をステップごとに紹介します。
坑内での作業(地下)
STEP 1: 穿孔(せんこう)
鉱脈に沿って水平に坑道を掘り進め、穿孔マシンを使って鉱脈に1.8~3.5メートルの穴を40~50個あけます。
STEP 2: 発破(はっぱ)
掘られた穴に爆薬を装填し、発破によって鉱石を砕きます。
STEP 3: 積込・運搬
砕かれた鉱石は専用機械で集められ、ダンプトラックに積み込んで地上の処理施設へ運ばれます。
坑外での作業(地上)
STEP 4: 選別
地上に運ばれた鉱石は手のひら大に砕かれた後、機械と手作業で選別されます。
STEP 5: 輸送
選別された金鉱石は、専用船で住友金属鉱山の東予工場へと海上輸送されます。
STEP 6: 鋳造
東予工場に到着した鉱石は精錬され、純度99.99%の純金として製品化されます。
まとめ
この記事では、鹿児島県にある日本国内最大の金山「菱刈金山」について紹介しました。以下のようなポイントが菱刈金山の特徴です。
- 菱刈金山は、日本国内で最大の累計産金量を誇る金鉱山
累計産金量は248.2トンで、世界的にも高い品位を誇る鉱山です。鉱石1トンに含まれる金の量は約20グラムで、世界の主要な鉱山の平均を大きく上回ります。 - 商業規模で操業中の唯一の日本の金鉱山
かつて日本には多くの金鉱山が存在しましたが、商業的に稼働している鉱山は現在この菱刈金山だけです。 - 採掘から精錬までのプロセス
地下での採掘から地上での選別、そして製錬所での精錬まで、全工程を経て、最終的に99.99%の高純度な金が製品として仕上げられます。
日本国内に存在する貴重な金鉱山として、菱刈金山は歴史的にも経済的にも重要な役割を果たしています。興味を持った方は、ぜひその歴史や現場についてもっと深く知ってみてください。
アイキャッチ画像出典元:https://www.smm.co.jp/corp_info/location/domestic/hishikari/